『マインドフルライフ協会11月定例会にて講演とWS をします』
日本マインドフルライフ協会さんより、講演ならびにワークショップのお誘いを頂きました。以下は、日本マインドフルライフ協会さんのホームページから引用させて頂きました。参加の申し込みは、協会ホームページ(こちら)からお願いします。
・日時:11月30日(日)13:30〜16:30(13時開場)
・会場:都立清澄公園大正記念館
・講師:瀬戸嶋 充さん(人間と演劇研究所主宰)
舞台に立つ者には観客から観られる自身のからだと声を、まさに客観的に観る視点が求められるでしょう。これはマインドフルネスそのものかもしれません。
ゆるゆる先生こと、瀬戸嶋さんは「からだをゆるめる」ワークのスペシャリストです。からだをゆるめることを通じて、自分のからだや声への気づきを深め、そこから「今ここの自分を知る」ワークショッを実践しておられます。
演劇界からのマインドフルネス・レッスンをこの機会にぜひ体験しましょう。
■プログラム概要
◎13:30〜14:00
私のマインドフルネス体験(講演)
◎14:00〜16:00
気づきのワークショップ
・からだとこころの気づきのワーク
・声と呼吸の気づきのワーク
・マインドフルネス瞑想(時間があれば)
◎16:00〜16:30
シェアタイム(休憩は適宜)
・軽い運動が出来る服装をご用意ください(スカート・硬い生地のジーパンは不向きです)
・床に寝転がります。バスタオルやヨガマットなど、敷物をご持参ください。
参加費 正会員 千円 準会員 2千円です。
(インターネットでの動画閲覧も同額)。
■瀬戸嶋 充さん(経歴)
瀬戸嶋 充(ゆるゆる先生)
1981年 林竹二(哲学者・教育者)に私淑。竹内敏晴(演出家)・野口三千三(野口体操)両氏に師事。1988年「人間と演劇研究所」を開設。以来「演劇的手法を用いた人間性の解放」をテーマに活動を続け、現在に至る。
<瀬戸嶋さんからのメッセージ>
「マインドフルネス」とは「一生を通じて個人を貫く一筋のベクトル」だと私は思っています。
自分自身の行動と眼差しを、そのベクトルに一致させるために、様々なマインドフルネスの技法が考案され実践されているのでしょう。
私自身は、35年間に渡って演劇実践と研究活動を続けてきました。その間、様々な困難に直面し、活動を断念しなければと思い詰めたことが何度もありました。
そんな時々に、未来へ向かう一筋の眼差しを開かせてくれたのが、私にとってのマインドフルネス体験です。
奈良での「内観」(吉本伊信先生)との出会い、北鎌倉円覚寺での「禅」での体験、東洋的な身体技法。私の専門とする「野口体操」や「竹内からだとことばのレッスン」との出会いも含まれますが、本日は、私自身の心と身体の視野狭窄が、未来へと啓かれた実際の体験を「私のマインドフルネス体験」としてお話しできればと思っています。
マインドフルネスとは、個々人の体験を通じて語られる、心身全体をかけた個性的な出来事の総体でしょう。逆に言えば、個人の体験を経ない、実践を伴うことのない、机上の討論や理論・方法は、決してマインドフルネスとは言えないものです。
まだまだ、マインドフルネスの実体は、一般に定義がされていないのが現状のようです。私の体験をお話しすることが、皆さんご自身のマインドフルネス体験を語ることの手がかりとなれば、私の拙い話しもお役に立てるかと思い、マインドフルライフ協会定例会での講演を引き受けました。
第二部では、竹内からだとことばのレッスンと野口体操を応用した「マインドフルネス・リラクゼーション」を実際に体験して頂き、体験に基づいて皆さんとお話しを深めることが出来ればと思っています。
・会場について
都立清澄公園大正記念館(庭園)は、元禄期の豪商・紀伊國屋文左衛門の屋敷。1878年(明治11年)、三菱財閥創業者の岩崎弥太郎が買い取り、三菱社員の慰安と賓客接待を目的とした庭園の造成に着手。
大正記念館は、大正天皇の葬儀に用いられた葬場殿。戦災で失われ、貞明皇后の葬場殿の材料を使って再建された。(詳細はこちら)
会場へのアクセス等は東京都公園協会HPをご参照ください。(HPはこちら)
大正記念館の参考画像(こちら)
なお、会場は、庭園に隣接していますが、敷地は別なので、庭園への入場料はかかりません。
ただ、天候が良ければ、集会の前後に、庭園の方も楽しまれるといいでしょう(任意)。