@新宿 人間と演劇研究所からだとことばのレッスンWS vol.21

「からだの力(緊張)を弛めるときに大切なのは、からだを重力に委ねることです。

 地球は常に、その中心に向かって私たちの身体を引き付けてくれています(引力)。寝転がっていても、地中にからだを引き込むように地球の引力が働いています。

 寝転がったまま、からだの内側をゆらゆらにょろにょろ(寝にょろ)と波状に揺らせば、筋肉や関節の強張りがほどけて、フライパンに落とされたパンケーキの生地のように、僅かずつですが重力によって身体全体が、床の上に伸びて広がっていきます。

 床とケンカをしているように、突っ張ったり反り返ったりしていた背中や腰の後ろが、ぴたりと床に着き、床と背中が溶け合ってしまったような感じになります。寝転がっていて、床が固いと思っていたのが、からだの緊張を弛めることで床の感じが柔らかく感じられてきます。

 緊張を弛めるためのストレッチ体操では、筋力によって力を加えて身体を伸縮します。野口体操では伸縮のために力を使いません。動きとしては身体の内側を波状や渦巻状に揺らします。細かな揺れは身体全体に伝わり、同時に微細な波の伸縮運動によって、僅かずつですが身体の緊張が緩んでいきます。緊張が緩んだ分だけ、重力によって地面に引き伸ばされて沈んでいきます。

 引力の強さを実感することは難しいかもしれませんが、二人がかりで寝転がっている人の手足を持って、地面から持ち上げることを考えれば分かりやすいかもしれません。地面からほんの少し持ち上げるだけでも、かなりの力がいることでしょう。それだけの力が、からだを地球の中心に向かって引き下ろしているわけです。
 重力の力にからだを委ねる以上のリラックスは無いはずです。筋力はホンの僅かにからだの内側を揺らすだけに使います。誰にでもできる、からだ全体のリラックス法です。

 体液の循環もよくなり、頭に上っていた血流が、からだのほうに活発にめぐり始め、心も休まります。立ち上がってみると、地に足がつき姿勢が伸び、視界も広がります。心も軽くスッキリして、更なるレッスンの課題へと取り組みます。。。。」

《『寝にょろ』の動きについてーー最近のWSで定番になっている野口体操の動きです》

■日時 11月9日(土) 15時30分~18時30分

■場所 新宿区若松地域センター4階和室「はなみずき」(利用団体名:ひとつ会) 新宿区若松町12-6(大江戸線若松河田駅より徒歩5分)

■対象者 「からだとことばのレッスン」ならびに「野口体操」に興味をお持ちの方なら、どなたでも参加できます。
これまでの開催の模様は、人間と演劇研究所ブログで報告しています。
http://karadazerohonpo.blog11.fc2.com/
ご参照のうえ、どうぞご参加ください。

■定員 15名

■参加費 3,000円

■申込み・問合せ

Facebookイベントページまたは、メール karadazerohonpo@gmail.com でも受け付けています。

■当日連絡先 携帯電話 090-9019-7547(瀬戸嶋)

■当日は、からだを締め付けない、柔らかな生地の服装をご用意ください。

リンク

人間と演劇研究所ブログ(WSの報告はこちらです)

人間と演劇研究所Facebookページ

瀬戸嶋充のFacebook(こちらでも情報を発信しています。情報希望のFBメッセージを頂ければ、友達承認をさせて頂きます)

下記は関西ワークショップ関連のツイートです。

協力

STUDIO oto

(プロフィール写真を撮影していただきました。撮影から画像処理まで写真の職人さんです。)

推敲舎

(推敲の達人が運営する編集・出版社です。ワークショップ運営等お世話になっています。)