人間と演劇研究所「からだとことばのレッスン」WS合宿(第7回)

流れ合う「からだ」~ 響き合う「ことば」へ

2017年3月18日(土)~20日(月) 埼玉県立大滝げんきプラザにて

【都会を離れることの意味】

 いつも感じさせられることですが、二泊三日の合宿『初日』に「野口体操」のレッスンをやると、皆さんの「からだ」(=こころ)が鮮やかにほどけていくのに驚かされます。

 海や山を身近に感じる会場でのレッスンは、天然自然の力添えをもらえるのでしょう。私達の「からだ」そのものが自然の一部ですから、それが波音や樹々を吹き抜ける風と響き合い、その地の空気と流れ合うようです。

 都会では外部から自分の中に飛び込んで来る様々な出来事に対して、常に壁を作り距離を保っていなければ生活できないのですね。隙のない自分でいなければなりません。常時の緊張を強いられます。

 無自覚のうちにそれが当たり前のことになってしまって、たとえ自然の中に入っても、その壁が無意識(無自覚)に自分に貼りつき、外せなくなっているのです。

 「野口体操」も「からだとことばのレッスン」も、その無自覚の壁=緊張をほどいて行くのを大切にしています。そのことで、風や海や大地の力が、私たちのいのちを支えている自然=「からだ」に飛び込み、交流を起こすのです。

 天然自然の力を受けて「いまここ」に寛ぎます。賢治さんの物語は、自然からのメッセージです。寛いだ「からだ」の深みから、天然の風に乗って、物語りの「こえ」と「ことば」が紡ぎ出されます。

埼玉県立大滝げんきプラザWS合宿(第7回)。二週間後の開催となりました。
まだ申し込みを受け付けています。

(瀬戸嶋 充・ばん)

◇会場 埼玉県立大滝げんきプラザ 埼玉県秩父市大滝 5944-2
◇日程 3/18 秩父鉄道三峰口駅13時集合、3/20 三峰口駅16時解散
◇会費 38,000円 レッスン費用・食費・宿泊費込み

 (別途タクシー代に往復で 3,000 円程度が必要)
◇定員 10名

◇参加申込み・問合せ 

メール karadazerohonpo@gmail.com

または 電話 090-9019-7547 にて、

瀬戸嶋 充 までご連絡ください。

当日の日程準備等は申し込み後にご案内します。
◇レッスンの模様につきましては人間と演劇研究所のブログをご参照ください。  

 ブログ http://karadazerohonpo.blog11.fc2.com/

・宮沢賢治さんの童話作品を題材にした、からだ・こえ・ことばのワークショップです。
・「野口体操」と「竹内敏晴からだとことばのレッスン」をベースに、からだの緊張をときほぐし、声と息をひらき、からだとことばと大地がひとつになって語りだされる言葉を体験します。

・日常を離れて自然豊かな環境の中で、時間をかけて丁寧にレッスンを行います。

学びも遊びも、元々は「からだ」から「からだ」へと手渡され伝えられてきたものです。いつのころからかそれが、知識や 技能のやり取りのみに価値を置かれるようになりました。人と人とを繋ぐ流れ合いや響 き合いは、どこかへ置き去りにされ てしまったようです。「からだ」は本来、人や環境との流れ合いの中に生きています。切り離し止めることの出来ない流れ合 いの中に、無自覚にせよ私たちは生かされているのです。「野口体操」のレッスンを通じてそのような「からだ」の感じ方・ 在り方を回復していきます。「からだ」から「からだ」へと直接に響き合うのが「ことば」です。「あたま」(意識・理性)に 訴えるだけではなく、自意識の壁(自他)を越えて「からだ」の内側(=こころの奥)へと直接に響き入り、人の「こころ」 に届く「ことば」。「からだとことばのレッスン」の目指すところです。学びも遊びも、人と人、人と自然を繋ぐものでしょう。 その中心に「からだ」と「ことば」を据えたのが、私どものレッスンです。「からだ」の動きを楽しみ、「ことば」を発する 喜びをご一緒しましょう。(最終日には宮沢賢治の童話をテキストに朗読劇の上演を試みます)

【参加者の感想】

(神奈川三浦ふれあいの村での合宿より)
〇どんな人が来るのか少々不安でしたが、始まってすぐにペアでからだをゆらすレッスンをしているうちに、相手の人がとても身近に感じられて、以前からの知り合いのような感じがしてきました。身体の緊張がとれると、心も楽になるのですね。みんなで子供に帰って仲良しになったみたいな気がしました。
〇普段の生活を離れて、海と山に囲まれた自然の中で、思い切り声を出したり、歌ったり、散歩をしたり、、、。何もかもが新鮮で、家に帰るのが残念でなりませんでした。ほんとうに楽しい三日間でした。また参加したいと思います。
〇人と一緒に過ごすのがこんなに楽しいなんて、いつもは、人に気を使うばかりで我慢していたのですね。私は床に寝転がってレッスンを見ていたのですが、好き勝手ができるって良いですね。懇親会楽しかったです。
〇みなさんのからだと声が、どんどん変わっていくのに驚きました。最終日にやった朗読(?)の舞台(?)発表は、みんなの姿が素敵でした。
〇自分にも、こんなにエネルギーがあったのですね。驚きです!
〇朗読なんて大の苦手と思ってましたが、やって見ると楽しいのなんの(笑)
〇ペアのひとが、私の言葉をしっかりと受け止めてくれた感じがして、嬉しく思いました。
〇ことばを相手に届けるレッスンは、とっても緊張しましたが、その人の本気さが伝わって来て感動しました。
〇私は声がうまく出せなくて、人前に立つことが苦手です。その私がこんなに大きな声で、気持ちよく声が出せて、目から鱗の連続でした。からだは声を出したがっているのですね。蓋(緊張)をはずせばいいのですね。
〇自分を空っぽにしてみんなで朗読する宮沢賢治の童話は楽しかったです。Nさんは山猫になり切っていました。カッコ良かったです。

第7回秩父大滝「からだとことばのレッスン」合宿WS
下記パンフレットをダウンロードできます。
第七回秩父大滝合宿WScompressed.pdf
Adobe Acrobat ドキュメント 151.8 KB

リンク

人間と演劇研究所ブログ(WSの報告はこちらです)

人間と演劇研究所Facebookページ

瀬戸嶋充のFacebook(こちらでも情報を発信しています。情報希望のFBメッセージを頂ければ、友達承認をさせて頂きます)

下記は関西ワークショップ関連のツイートです。

協力

STUDIO oto

(プロフィール写真を撮影していただきました。撮影から画像処理まで写真の職人さんです。)

推敲舎

(推敲の達人が運営する編集・出版社です。ワークショップ運営等お世話になっています。)