8/13-特別講座「からだが語る」宮沢賢治童話の世界-15



「自分の本当(本来)の声を知っていますか?」自分の本当の声で、声を発し言葉を語ることは、何より楽で気持ちの良いものです。逆から言うと、話すのが大変だとか、草臥れる辛いと言うのは、本当の自分の声ではない声で話しているからです。
掛け替えのない自分の自身の声で、物語を語る喜びを体験して欲しいと思います。
本来・本当の声は、身(からだ)にまとった強張り(緊張)をほどいて行くことで、自ら響き出します。
不思議な言い方になりますが、自分の本当の声に導かれて、賢治童話の世界に飛び込み、心の底から遊びの世界に自らの「からだ」をゆだねる。そんな旅のひとときが、このワークショップです。
『特別講座「からだが語る」宮沢賢治童話の世界』へ、みなさまどうぞいらして下さい。
せとじま・ばん


◇日時 2017年8月13日(日)13時00分~19時00分
◇場所 新宿区若松地域センター4階和室「はなみずき」(団体名:ひとつ会)

新宿区若松町12-6(大江戸線若松河田駅より3分)
◇定員 6名
◇参加費 11,000円


◇申込み メールまたは電話にて、お名前・連絡用電話番号をお知らせください。
・メール karadazerohonpo@gmail.com
・電話 090-9019-7547(瀬戸嶋)
◇その他 当日はからだを締め付けない動きやすい服装を用意してください。(G パン・スカートは不向きです)
◇WSの内容については、人間と演劇研究所ブログをご参照ください。http://karadazerohonpo.blog11.fc2.com/


私は宮沢賢治の「ことば」に魅せられて来ました。
ことばのもつ独特の響き、リズム、音色。そしてそれらが私たちの「からだ」を通して語られるとき、いのちとしての自然の織りなす世界が、私たちの目の前に展開されます。
賢治童話は眼で読むだけでは、その素晴らしさに触れることが出来ません。それは彼がその妹や弟に読み聞かせることを前提として書かれたものだからでしょう。
野口体操で「からだ」をひもとき、竹内からだとことばのレッスンで「こえ」と「ことば」をひらき、賢治作品の世界イメージとの出会いを深めていきます。
ことばを語ること、声を発すること、仲間とからだ全体での響き合うこと。それらの「喜び」を体験してみたいと思う方は、どなたでもどうぞいらして下さい。

(せとじま・ばん)