『 感想集 ――伊豆川奈 初夏の合宿(2021/5/2-4)』

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皆さん ありがとうございました。おかげさまで今回もとても新鮮な出会いのひと時を過ごすことが出来ました。 レッスンていうのは、天地をひっくり返すことなのかもしれません(笑)一人一人が「百尺竿頭一歩を進む」 の公案に答えてくれましたね。どうぞこれに懲りずまたご一緒ください。動画のアップやらなにやら少しずつ進め て行きますのでよろしくお願いします。

(瀬戸嶋 充 ばん)

朗読劇テキスト 『水仙月の四日』(宮澤賢治童話) 参加メンバー かよ・ひろこ・あさと・きぬこ・あまね・しょうた・おおさわ(合宿スタッフ兼) 以下合宿後、瀬戸嶋ばん ⇔ メンバーのメール往復を中心に。

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【瀬戸嶋 ⇒ かよ】

かよ さま こんにちは 合宿参加、ありがとうございました。 そして、お疲れさまでした。 一昨日迄のハードな日々(笑)その後いかがでしょう。 私自身の振り返りを兼ねて、メールをさせて頂いています。 「百尺竿頭一歩を進む」が話題となりました。出来る限りの工夫と努力を凝らして、竿竹を天辺まで昇りつ める。けれどもその頃には、自分の所有していた知識や能力やら、全ての意志的手立て工夫を使い尽くし てしまう。どうしようもなくなる。そのどうしようもないままに、百尺(30m)の竿竹の天辺に立っている。すべ てを懸けてここまで来ると、竿から降りるという手立ても取れずに立ち尽くしている。そこから勇気を奮って一 歩を進めたところに、何も纏わずに生まれたばかりの赤ん坊のような、見ず知らずの自分自身が、オギャア! と声を上げて、喜びに駆けずり回る。(仏教では「天上天下唯我独尊」というところでしょうか) 合宿の最後に設定した通し舞台の上演が、このオギャア!の声を聞く機会になるわけです。舞台の上で、 かよさんの生まれたてのような姿を、私もその場に立ち会う皆も、喜びをもって拝見していたのだと思います。 かよさんの方からは、そこに現れていた自己は、自分の過去に培った理解力の範囲を超えていて、理解しよ うとすればするほど納得がいかず、なんとも歯がゆいかも知れませんね。 それまでの自分を、自身の内側から「いのち」によって食い破られてしまったので、収まりも悪いかもしれませ ん。けれども過去の蓄積を手放して(意志・意識によってでは無くて)一歩前に出てしまったことは、「から だ」(=いのち)の方からすれば間違いないことかと思います。(その勇気に感謝です!)過去の支配を 超えてしまったのですから、新たに生きることしか出来ない。 初めにお目にかかったとき。この人(かよさん)は、自らの強い意志で、ご自身の人生を切り開いてきた方 なのだろうと、私は感じていました。 レッスンの場は意志を否定するところに始まる、(それぞれにとって)意志によっては到達不能な、奥底に 隠れた自分との出会い直しの場だと私は思っています。そんなことをすることの良し悪しを判断することは、 私には出来ません。でも私自身はその出会いの作業の中で、さまざまな方、それぞれのいのちの煌めきに出 会えることのみを、私自身の楽しみとして、長きにわたってレッスンを続けて来ました。 だいぶ長いお話になってしまいました。ここらで一区切りしますね。 まあこんなレッスンですがまたお目にかかれる機会があれば、とても嬉しく思います。これからも時々に応じて、 どうぞ宜しくお願いします。 最後にお願いですが、今回の合宿での体験を感想文にして頂きたいと思っています。はじめての人の『から だとことばといのちのレッスン』って何なの?という問いに答えるには、体験から答えるしかない。それには参加 された人たちの感想が物語るところから、くみ取ってもらうしかない。さらに感想シェアし合うことで、参加してく れた人たち全員が自分の体験を、様々な観点から見直し深めることが出来る。結局感想は私自身がレッ スンを深めて行くための手がかりになるわけですが(笑)それとお許しいただけるなら、ホームページなどにも 感想を掲載させていただきたと思っています。ご協力いただけると有り難く思います。お手数をおかけして申し 訳ありませんが、どうぞよろしくお願いします。 私のレッスンに参加してくれる方々は、たいていが人生の流れに、新たな航路を見つけることが必要になって 来られる方が多いようです。かよさんは常に新たな航路を求めている人かも知れませんね。先ずは何より元 気でご活躍されることを、お祈りさせていただきます。 ありがとうございました。 瀬戸嶋 充 ばん

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【かよ ⇒ 瀬戸嶋】

ばんさんへ >舞台の上で、かよさんの生まれたてのような姿を、私もその場に立ち会う皆も、喜びをもって拝見していた のだと思います。かよさんの方からは、そこに現れていた自己 どういう自己が現れていたのでしょう?生まれたてた自覚が全然無くて。 それまで言われたことが全く出来ずに、かなり自分に諦めモードで演じてたような。余計な欲が無かったかもし れません。 かよ

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【瀬戸嶋 ⇒ かよ】

意識のほうはかなり戸惑っていたと思いますが、戸惑いのおかげで、囲い(自我)が緩んで崩れていたので しょう。 その隙間から、透明で柔らかな息づかいに乗って、言葉の彩りがキラキラ光っていました。 可愛い子供のような、、、雪童す、、10 歳くらいの少年・少女、、でしたね。 諦めは、明らかに観る(あきら・みる)ことですね。自分には見えないものがあることへの、諦めかな?欲張 り様がないですね(笑) ばん

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【かよ ⇒ 瀬戸嶋】 瀬戸嶋様 メール有難うございました。 以下感想文です。 衣服をまとわない素の身体ーそれは、嘘のつけない恥ずかしくも等身大の私。否応なしに見たくない自分と の対峙。それを実感する時間だったと思う。この作業は、とてもエネルギーを使う。だから、合宿後は、クタク タになった。それだけ、身体という宇宙が動いたのだろうと思う。自分一人で身体の声を聞き取るのはとても 難しく、本当は、身体(内なる自分)が何を求めているのか、自分では聞こえない身体の声を聞き取っ て、翻訳して頂いたように感じています。言語の違う外国人と会話が出来た感じでしょうか?いつかは、語 学力をつけて、直に聞き取りたいなあ(笑)その身体との対話の時間を作って頂けたことに、心から感謝で す。 身体との対話の中では、「わー」「え?そうだったの?」「すごい」「わかったから」「そうじゃない」「なんで?」「言 うこと聞いて」「あなたなんて嫌い」色んな言葉が交わされる。最後の通し舞台では、やっぱり信頼関係を築 くことは、出来なかったと落ち込んでしまった。そんな中、参加のメンバーから、違う声を聞いた。身体と少し 仲良くなった。私と私の身体と他者の声。他者の声があることは、とても救われる。そうやって、自分とも他 者とも出会っていきたいと思いました。 かよ

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【瀬戸嶋 ⇒ かよ】 かよさん ありがとう。外国人との会話って面白いですね。そうですね、様々な言語に潜む、共通語域を探るみたいな ことが「からだ」のことと関わっているのかも知れません。 かよさんの率直な思いを丁寧に言葉にして頂き、感謝です。 参加してくれた皆さんの感想と合わせて、合宿物語をまとめます。「からこと通信」かホームページに掲載する つもりです。みんなの感想を合わせると、合宿での起きていたことの、大きな意味が浮かんでくると思っていま す。大きな宇宙のなか、からだという天体の動きの意味が浮かんでくるような(笑) 宜しくお願いします。 ありがとうございました。 瀬戸嶋 充 ばん

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【瀬戸嶋 ⇒ ひろこ】

ひろこ さま こんにちは なんだかとっても幸せなひとときをありがとうございました。 ひろこさんとは、なんどかお目にかかっているわけですが、正直、私には印象が薄かったようです。それが今回 の合宿を通じて、ようやく裕子さんが私の中に、根を下ろした。 酔っ払ってご自身の素敵な歴史物語を語ってくれるひろこさん。踊りのステップを軽やかに舞うひろこさん。そ の優しさ。とても素敵でした。いままでのひろこさんは、なんだか薄紙の包みを通してしか、お付き合いしてい なかったような。 「水仙月の四日」の稽古に入れば、大阪のおばちゃんから、現場手配師から、次々に元気な姿が、溢れて くる。少女のような姿もお目にかかったような?そのうえ、ギラギラと輝く雪婆んごの眼差しに出会えた驚き迄 が。どれもが素敵な姿、「いのち」を持った様々な姿が。 こんなにも豊かなひろこさんなのだから、これからは独自にもっともっとアウトプットして行けば好いのに! YouTuber(ユーチューバー)とかやって行けそう!さらにそこから始まる、新しい繋がりがあるのでは無いで しょうか?私は今回、ひろこさんの大ファンになりました。歌も出来て踊りも出来て、色々と豊かなそれも独 自の人生経験もされてきた。素敵です!一緒にネット番組でも作りましょうか(笑) ただし、独自の体験をもって、人を元気づけたり喜ばしたりする、パフォーマー的なことは、強烈な孤独を伴 いますね。これは当然のことですね。出来れば人達の中に埋没して、孤独を離れたい。孤独はきついので世 間の中に足場を作って自分を収めて安穏と暮らしたい。孤独をどこかに埋めてしまい、安心したい。もう年 頃だし人並みに納まりたい。あらら!これはほとんど私自身の投影かも知れない。 もっともっと柔らかな強さ、広がりを持った強さを、育てて行くと良いのかも知れません。力こぶを作るような自 己とのつき合いは捨てて良いのではありませんか?洋古さんですものね。大海のように広く、深く海底の堆積 まで届くような自己として、ご自身を見直しては如何でしょうか?世間にはこんなことしてる人は滅多にいま せんから、そこは一人で独自で孤独の中をまだしばらくは歩んで行くしかないと思いますが。 いずれにせよ、人(他人)が行儀よく作ったシステム(お召し物)はちっぽけ過ぎて、ひろこさんの身には 会わないものでしょう。新たなお召し物をご自身で、ぜひ作り出して行ってください。楽しみにしています。 野口体操、ひろこさんは十分にできていると思います。自分のからだとの関係を深めて行く方向をちゃんと向 いている。それ以外に野口体操は有りません。無限の繰り返し、問い返しとも言えます。その延長線上に宝 物は時々やって来る筈です。 クドクドと長くなりました。こりゃラブコールですね!お許しくださいませ。最後にお願いです。合宿での体験を、 皆さんと共有することで、そこで起きていたことを、お互いに広い観点から観て行って欲しい。もちろん私もレッ スンへの眼差しを深めて行きたい。そこで今回の合宿への「感想文 (?笑)」をお願いしたいと思っています。いまかよさんへのお便りを済ませたところですが、参加してくれた 一人一人に順にお願いして行くつもりです。それをまとめて、ブログ等で発信していきたいとも、思っています。 昨日の今日で落ち着かないことかとは思いますが、ご協力をよろしくお願いします。 ホントはまだまだ、言葉が尽きない、尽くせない思いがありますが、どうぞこれからもよろしくお願いします。 合宿でお目にかかれて、大変ありがたく思っています。 ありがとうございました。 瀬戸嶋 充 ばん

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【ひろこ ⇒ 瀬戸嶋】 ばんさん おはようございます。 とてもとても深くわたしを想ったことば、詰まったメールをいただき、何度も読み返させていただいて、ドスンと か、ズボっとか、しています(笑) 宝物をありがとうございます。 もう少し、返信に時間下さい。 けど、時間があくと、薄まってしまいそう… 取り急ぎ、 いのちのことば の御礼をお伝えしたくて。 また、メールします ひろこ

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【あさと ⇒ 参加メンバー】

ありがとうございました。運動不足がたたって次の日は筋肉痛に見舞われました が、本日は子供達と山の中でクラスをひらき、山の斜面を登る時に怖くて登れない子供がいて後ろから虎の 声をしたら急いで登っていきました。早速実践に生かされたのでありがたやです。子どもたちも賢治さんのよう に見えなきものをみているみたいです。 ことばを介さない世界、判断以前の世界、全てが遊びの場になります。最初は怯えて私の手に捕まってた 小学一年生の子供がその日のうちに私を引っ張って歩き遅れた子を待つ子になりました。 どうしても猿やリスがいるようにしか思えなかったり何を探しているのかわからないけどずっと何かを探していたり ほんとうにもう、どうしてもこんなことがあるようでしかたない その境地は案外近くにありました。 せいめいはなぜそんざいしているのか という問いを小学校一年生の子が持ちます。 面白いです。私の方が影響を受けているみたいです。 以前合宿に参加したきみこさんともはなしているのですが、子どもたちと賢治さんのかけあいもみてみたいで す。 野口体操ももしかしたら自然の中でこどもたちは知らず知らずに身につけているのかもしれません。

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【瀬戸嶋 ⇒ あさと】

あさと さま こんにちは 無事お家に帰り着いたようですね。 伊豆高原駅はいかがでしたか。 合宿では、ありがとうございました。 もう早速、子供さんたちとの活動もされたのですね。 その FB 記事を見て、賢治さんの『狼森と笊森、盗森』を思い出しました。 青空文庫 https://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/1926_17904.html でご覧にな れます。目を通して見てください。 村の始まり、そのときの山々(自然)と人々との交流が描かれています。 出来れば声に出して読んでみてください。 なお、賢治さんの作品は全て著作権フリーです。青空文庫で閲覧できます。 あさとさんが大きな方向転換をして、これからどこに向かっていくのか、とても楽しみにしています。 あさとさんのエネルギーは、戦いや策略には向かない。優しく人を元気づけたり、そっと付き添ってもらうことで 安心感を与えてもらえるような、そういうエネルギーの持ち主なのでしょう。一緒にいると気持ちがとても優しく なれます。ナウシカとかジャンヌダルクかな? 私も出来る限りの協力をさせて頂ければと思っています。どうぞよろしくお願いします。 とにもかくにも今回もありがとうございました。朗読劇ではあまりセリフは語れませんでしたが、「雪狼」の存在 感でしっかり物語りの世界(舞台)を支えてくれましたね。雪の山々やその斜面が広がるのが、今でも目に 見えるようです。 とにもかくにも、おかげさまでまたまた楽しい合宿になりました。ありがとうございました。 それから毎度のお願いですが、感想文をお願いします。また合宿物語を纏めたいと思っています。よろしくお 願いします。前回合宿の感想をまとめたもの(からこと通信)をゆずさんに送ったところ、あさとさんときみちゃ んが出ていて、感動したと言ってくれました。 また近々に、お目にかかるのを楽しみにしています。元気でお過ごしください。 きみちゃんにも宜しく。お二人の活動が様々に膨らんで行くと良いですね。 瀬戸嶋 充 ばん

 

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【瀬戸嶋 ⇒ きぬこ】

きぬこ さま こんにちは 合宿に参加してくれてありがとうございました。 久しぶりにお目にかかり、お話もたっぷりでき、舞台でのきぬこさんとも会えて、とっても嬉しかったです。 『水仙月の四日』って面白いですね。朗読劇の上演からもう3日が経ちましたが、まだ私のからだの中に、 吹雪の中で繰り広げられた光景がありありと息づいています。 赤い毛布(ケット)の子どもにとって、この体験は死と再生のイニシエーションですね。おそらく 10 歳くらいで しょうか、自我の目覚めるころ、社会性の目覚める境界へのイニシエーション(通過儀礼)なのでしょう。こ の年ごろの子どもは、ギャング・エイジと呼ばれて、かなり身勝手で野蛮ですね(笑)それが社会性をつけて 大人の世界の所属へと変わっていく。 水仙の花言葉も面白いです。『水仙(スイセン)全般の花言葉は「うぬぼれ」「自己愛」。』『黄色い水仙 の花言葉は「もう一度愛してほしい」「私のもとへ帰って」。』などなど、意味深ですね(笑) ともあれ、物語りを想像力をもって体験するというのは、そこに描かれたイニシエーションを(からだ丸ごとの) 実体験として(想像上ではありますが)通過することですね。そう考えると合宿での劇上演は、とっても面 白い意味を持って来るようです。 物語りを通過するその前と後では、自分が変わらざるを得ない。見えないところでの変化かも知れません が、それまでの自分の中の何かが、死んでお陀仏して(昇天して)手放しになり、新たな自分が生まれざ るを得ないところに持っていかれてしまう。 そこから見ると現代の教育や宗教は、通過儀礼(イニシエーション)のチカラを持てなくなっている。外から の階級ラベルを張り替えるだけ。だから人は身分証明は与えられても、内的な成長の機会からは取りこぼさ れてしまっている。 やっぱりレッスンはお祭りです。過去に死に、新たな生の始まりに立ち戻り、次の一年を紡ぐ。こういう区切り は、人生の様々な季節においても必要なのでしょう。 話が暴走してしまいましたが、この身内の息づきはちょっと怖いけど嬉しいものでもあります。物語が私の中に 生きている。「私」と「物語」が一つになれた証(あかし)かも知れません。 参加して頂いた一人一人に、こうしてお手紙(メール)を書いています。あと残るのはあまねちゃんとしょうた さん、おおさわさんも!お礼とお願いを兼ねてのメールですが、私の中から引き出されてくる文章が、その相 手によってそれぞれに違う。書くことが楽しいです(笑)そこでお願いですが、きぬこさんにも感想を頂けると 有難いです。お忙しい中でのこととなると思うので、無理はなさらないで欲しいのですが。また前回のように、 合宿感想物語りをまとめて、公開したいと思っています。 ご協力よろしくお願いします。 帰りの電車の中では、ついつい私の話ばかりになり、もっときぬこさんのことを、聞ければよかったな、と少々反 省!このメールも結局私の思いばかり!!きぬこさんに、ばんさんの本を出したいと言ってもらえたことが、よ ほど嬉しかったようです。それに、名インタビューアーのきぬこさんだから、仕方ないのかも知れません(笑) またお目にかかりましょう。元気でお過ごしください。ありがとうございました。 ばん

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【きぬこ ⇒ 瀬戸嶋】

ばんさん、お疲れさまです。 きぬこです。 GW の講座、1日だけ飛び込み参加させていただきました。 宮沢賢治の「水仙月の四日」。 私は、雪童子たちの雪にやられて、凍え死んでしまいそうな子どもの役を演じさせていただきました。 最初は大人しい子どもを演じていたけれど、 ばんさんの指導(?)で、だんだん元気な子どもに変わっていきましたね。 おかげで自分の中に眠っていた無邪気な子どもが引き出され、 現実の社会に戻ったあとも、自分が子どもに戻った感じがしています(笑)。 物語をとおして、眠っていたさまざまな自分を発掘する。 それぞれが眠っていた自分を解放して、今までになかった「場」や「関係性」が立ち上がる。 お芝居が終わる頃、舞台の空間が、本当の雪山のように冷え冷えに感じられたのがとってもふしぎでした! 宮沢賢治の物語の登場人物&登場動物(笑)になると、ほんとにピュアな自分が引き出される気がしま す。 そして、自分の魂だけでなく、世界のうつくしさともつながるような。 物語のちから、おそるべしです。 今度参加するときは、「セロ弾きのゴーシュ」か「猫の事務所」を演りたいなあ・・・。 あとやっぱり、あまねさんの「虎」の変身。 一生に一度、立ち会えるかどうか、、、といえるくらい、すばらしい体験でした。 ばんさん、このような機会を与えていただき、ありがとうございます。

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【瀬戸嶋 ⇒ あまね】

あまね さま 面白かったですね。 まあしょうたさんとのことで、いろいろあったでしょうが、レッスンの中でのからだとの出会いの中を、ひとつひとつと 積み重ねて歩くことが出来て、何よりと思っています。 本当に本当にあまねちゃんはどこまで行ってもあまねちゃんですね。それが好いんだな!どんどんあまねちゃん になっていく。これからはしょうたさんをマネージャとして扱き使いましょ!先ずは一人の人に全身全霊で尽くし 続けることが、しょうたさんの修業かも(笑) 虎(?)の姿は私の中にクッキリと残っています。あれは中国神話の霊獣かな?白虎とか麒麟とか?まあ これから姿が明らかになっていく、蛹(さなぎ)のようなモノかも知れません。 『水仙月の四日』の語り、陶器の器が唄い出すようなこえで、しっかりと景色を追えるものになりましたね。今 回の朗読劇は、その内容が私の中でいまだにしっかりと息づいています。お陰様で、全員が「百尺竿頭進一 歩」を踏み出すことが出来たのでしょう。 今回は動画を撮りためたので、早めにアップしたいと思っています。面白そうです。 あまねちゃんも、合宿の感想文をお願いします。みんなの感想を纏めて合宿物語を公開したいと思っていま す。よろしく。さあ後は、しょうたさんとおおさわさんにお便りです。他の人には感想文のラブコールを出し終え ました。3 月に続いて 5 月と短い間をおいてのレッスンで、どうなるか少々心配もありましたが、また新たな一 歩を重ねることが出来たと思っています。 交換日記が滞っていますが、今回のレッスン(通過儀礼)を通って、リセットされたあらたな対話が始まるか も。宜しく! またデートをしましょうね!ありがとうございました。 ばん

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【あまね ⇒ 瀬戸嶋】

瀬戸嶋充さま お便りありがとうございます。 交換日記とはまた違って、新鮮。 ばんさんの目に映る自分を知ることは、とってもうれしいもんですね。自分で自分を見ることはできないから。 今回の合宿で何を書くかっていったらやっぱり虎のはなしになるんですが、 それをだれへ向けて、どんなふうに書くべきか、自分にとってなんだったのか?を考えてたらいつまでも書けそう にないので見切り発車することにしました。 個々について考えると、書くとき障害が多いので「わたしにとってあの虎はなんだったのか」ということを、ばんさ んのレッスン、あの時間、あの空間へ捧げるようなつもりでかきます。 あくまで、あて名はばんさんです。いきます。 虎となった私は、かよさんへ吠えかかった。 吠え合い、取っ組み合った(というか乗っかられた)。 わたしに乗っかってきたかよさんが「私の野生を押さえつけてきた一切のもの」の化身のように思えた。 乗られたまま、「ああそうだ、私はこういう風に押さえつけられて生きてきた。またか」と身体で味わった。 その感覚がピークに達したところでモリモリ押し返していった。 その後わーときたかよさんへ、襲いかかるように抱きしめるように、壊さないように、かつ全身でかかっていった。 全エネルギーを身体にだすわけにはいかなかったから、あまった分は吠えて出した。 自分を押さえつけるものを、傷つけたいわけではない。 かといって、「もうウンザリだ、すきにさせてくれ」という己の虎のことを無視できない。 私のなかの虎(仮)と会話することは、幼少からあったけれど、それは自分のなかで、もしくは人のいない夜 や山や自然のなかでするのが常だった。 日常生活で虎を出せる場所なんてないし、居ると不都合なことが多い。 だから、わたしは私のなかに檻をつくって、わるいけど虎はその中に閉じ込めて普段は無視して暮らすことにし た。 無理に閉じ込めているもんだから、なにかの折に虎が飛び出てきて、 「自分を守ることなんかどうでもいい」とみずからを危険にさらすこともあった。 (理性は)やれやれと思いつつも、危険と隣り合わせで生きることはたのしかった。まんざらでもなかった。 虎を檻に閉じ込めたまま生きる平和な日常が吹っ飛ぶぐらい、「生きている」と思った。 その、「生きている」と「もうウンザリだ、すきにさせてくれ」が同時に起こったのが、この合宿の私の虎です。 身体を使って、声も出して、自分のなかに飼い殺してきた虎が顕現したのがあの時です。 檻から出てきた虎が、「私」という表皮を食い破って顔を出したのが、あの時です。 日常生活では「私」が主で、虎が従でしたが、あの時は虎が主で、「私」が従と逆転しました。 そして、あの時「私」は、「やっぱそうだよね、出てきて」と虎に祈っていました。 そのとき「私」は、虎と「私」の境界を失って、わたしになれたような気がします。虎も自分なんだけど、これまで はイメージや衝動というカタチしか持たなかった。 今回は身体と声であらわしたことによって、はじめて実体をもった虎に出会うことができた。 ある種”抵抗”として居てくれたかよさんに身体があったことが、とてもつよい力を宿してくれていたように、虎を あらわすツールとして、じぶんの身体があることに感謝しました。 (ゲド戦記読者にしか通じないたとえになるけど、 ゲドが影に「ゲド」と名付けて抱きしめた、あれとほとんど同じことが起こったと、自分では理解しています。) あの時、社会や、社会に生きる「私」にとって不都合な存在である虎をさらすのだから、そりゃあ日常の「私」 であったらおそらく逡巡したし、きっとすごく怖かったろうと思います。 だけども、合宿に参加する 1,2 ヶ月前から、じつは私は虎と積極的にコンタクトをしはじめていて、 ついにばんさんから「虎やってみて」と言われたとき、自分と虎を供物として差し出せる、「やっと」というような 感じがありました。 なんなんでしょうね、巫女さんってこんな気持ちなのかな? 今回の合宿はきっかけにすぎない。虎とわたしとの歩みははじまったばかりです。どうなるかは分からん。 合宿からもどった週末から左首にリンパのしこりがでて、そのあたりに湿疹がでてるんですが、 「虎くんの爪痕かな〜」と手をあてて虎として、わたしとして、どう生きていくかをぼんやり考えています。 ああそうそう、合宿のアトリエにはじめて座ったときから、 円状に並んだドミノがバタッと外側に倒れて境界をなくすようなイメージが頭にあったんですが、それって合宿 の参加者同士の境界がくずれてくようなイメージなのかな〜(それもあるけど)と思ってたら、まさかの自分 &虎の境界だったか、とおもいました。 バーンと虎で内なるドミノをなぎ倒したので、たいへんせいせいした気持ちで、『水仙月の四日の語り』を読み ました。 衝動として現れてきた虎も、合宿の虎も、 いつも「もうゆるさん(何をかはしりません。おそらく理性や社会を相手にした言葉でもない)」というセリフと 共にナゾの開き直り方をするんですが、 今回は虎の余韻もあって、そんな気持ちで語りを読んでおりました。 が、「もうゆるさん」の背景にいつもかならずある炎が、語りのときは静かで、おだやかな状態だったんで、新感 覚でした。 なんなんだろうなあ。 合宿物語の1ピース、こんなんでいいのかな?「通過儀礼」はまさしくです笑 ほいではまた会えるのたのしみにしてます〜 あまね

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【瀬戸嶋 ⇒ しょうた】

しょうた さま こんにちは 先日は、ありがとうございました。 足で喋るのは、面白かったですね。 しょうたさんって、からだの感覚的なところで動く人かと思っていたのですが、実際には意識的に微妙なコント ロールを頼るところが、大きかったのですね。 一見からだの柔軟さが目に付くために、感覚的に繊細なのだろうと見做してしまう。力づくの操作ではないの で、緊張として目につき辛いのです。さらさらとしたものに均一に粘りを加えて(寒天?スライム?餅?)、内 外を均質の飴細工(ゴム?バネ?提灯?)みたいにして、意識に神経を繋げて紐づけしてコントロールして いる。 一本足の唐傘小僧が蛇の目ではなくて、薄くてブヨブヨの肉布団を被っているようにも見える。 意識に吊られるようにして、イカ・タコのように手や頭は活発に動いているのですが、内側から沸き立ち溢れる ものが観えない。見ると足が動いていない、止まっている。。。。 顔の表情も一見優しく、笑うでもない怒るでもない、トロ〜ンとして、害の無い生きもののように、ある意味か らだ全体が外見の激しい動きにも関わらず無表情に固定化している。 自意識に向かって、からだが宙吊りにされて、足が地から離れて足の動きが見えない。。。。! もしや!と言うことで「足で喋って!」と声をかけた。 そのとたん、しょうたさんの顔の表情が見事に変わった。血のかよった温かみのある、人間らしい顔の表情が 帰ってきた。さっきまでの、その時を振り返えって較べて見れば、薄気味の悪い受け入れがたい表情が消えて しまった。暖かいいのちの弾みが見えて来た。(雪婆んごが温かくて弾んでいるのは矛盾のようでもあります が(笑)) おそらく、先を読む。相手の求めるところを瞬間に察知し、普通の人より、繊細微妙に道筋を意識で組立て る。相手の一挙手一投足にその注意が奪われてしまい、からだは二の次となり微妙に置き去りになってい る。意識でもって、状況に対応出来る一見安定したところへと、道を進める。これが脳内の知性的作業に は必要なのでしょうが、実際の場面ではそうは行かない。何とかしなけりゃ!と、イカ・タコのように、次から次 へと手が出る口が出る。 これをやり過ぎると、ゴーゴンやメデューサみたいになる。ところが同じ手が仏教では千手観音になる。。。面 白いな(笑)これは別に考えて楽しめるぞ!(笑笑) まあ私の妄想みたいになりましたが、これもしょうたさんとの関りの中に生まれてきたものなので、ここに記させ てもらいます。 くれぐれも、足を思考や対話の中に参加させてあげて下さい。 こんな勝手な私の感想をぶつけてしまうと、なにやらやりずらいかも知れませんが、またまた「感想文」をお願 いします。しょうたさんの感想を楽しみにしています。前回のように『通信』で扱うのも楽しいのですが、量が多 くなるので、ブログか HP にまとめて、『合宿物語』に纏めたいと思っています。よろしくお願いします。 あまねちゃんのことは、しょうたさんが全面的に引き受けて支えてあげるしかないかも。あまねちゃんは、社会 的になりえないような、生々しいいのちと独特な感性を秘めている。誰かの全面的バックアップが無ければ、 今の社会で生きて行くこと自体が難しいのかも知れない。しょうたさんが奴隷になって、支えてあげると良いだ ろうなと思うのですが、まあ近しい親爺の余計なお節介のことばであります(笑) 四十年近い時間をかけて樽に付け込んだ様々な出会いが、今になって発酵熟成し、食べごろを迎えている ように思う、今日この頃です。またのお付き合い、よろしくお願いします。 ありがとう〜♪ 瀬戸嶋 充 ばん ↓↓↓↓ 【しょうた ⇒ 瀬戸嶋】 瀬戸嶋様 お便りありがとうございます。合宿後、混とんとした浮き沈みの激しい日々を送っていましたが、ばんさんの言 葉を読んで少しずつ焦点が定まってきました。 しかし、今回の合宿で受け取ったものや見つかったこと、ばんさんのコメントにまつわる話は、大量にありすぎ て、何をどう書けばよいか迷っています。今もつらつらと書きだしたところ、感想というか人生の開陳のようにな ってしまい、それ自体は私は他人に読まれてもよいのですが、感想にしては長くて個人的になりすぎるので、 どうしたものかと思っていたところです。 とりあえず、そんな状態であることを、お返事しておこうと思ってメールします。 合宿後も自分が試される日々を送っております。笑。合宿を経て、人生や自分の時間との距離感が変わっ てきました。 それがいい方向に動くことは間違いなさそうです。感想文は少々おまちください。 (とても長くなりそうなので、往復書簡のような形の方がいいのかも、などと思ったりもしています。非常に個 人的な話ばかりになりそうですが。親父に甘えるような気分です。笑。) しょうた

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【瀬戸嶋 ⇒ おおさわ】

おおさわさん こんにちは 法戦式、無事に終わりましたでしょうか。 お疲れさんでした。 いよいよ禁足?の流離い(さすらい)旅ですね。 今日の関東はもう夏の気候ですね。 四国もさぞ暑いことでしょう。 私はカッ!とした陽射しが照りつける光景を歩くの大好きでした。 今はもう無理ですが(笑) 今回の合宿も大成功でした。昨日まで懸って参加してくれたメンバーには、私からの挨拶と、感想文を書い てほしい旨をメールしました。6 名の少人数なので、参加してくれた一人一人にメールで思いを伝えられるの が嬉しいです。 今回も皆さんの感想をまとめて、『合宿物語』にするつもりです。前回の感想はボリュームが大きくなったの で、今回は『からこと通信』ではなくて、ブログか HP に投稿するつもりです。大澤さんも宜しければ、気の向 いたときで構いません、どんな内容でも好いので一文をお願いします。宿坊典座さんのお便りでも何でも。お おさわさんがレッスンに参加してくれるようになった頃の話も面白かったですね。 私にとっての川奈合宿の良さは、諸々を一切気にかけることなく、レッスンだけに集中できることです。おおさ わさんにおんぶにだっこなので、それが出来るのだと思います。おおさわさん無しでは、合宿が成り立たないの です。本当に感謝です! そうそう青木アトリエの大声のこと。ホントなら私が直接にお目にかかって、挨拶しなければならなところを、サ ボってしまいました。くれぐれもよろしくお伝え下さい。虎のこえと前突きの「たー!」は、建物を揺さぶり、近隣 にまで響きますからね。でもあれをやると、参加者の開放度というかテンションが思い切り上がるんですよね。 楽しいですよね(笑)窓を締めても響き渡っちゃうかも知れませんね。 お母さんにもいろいろお世話になって、美味しいシュウマイまで!こんどシュウマイ作りレッスンの講師をお願い しましょうか(笑)感謝しています。よろしくお伝えください。 旅の途中に迷惑かもですが、顔を見たいので、坐禅会なり、道中模様の報告なり、楽しみにしています。 元気にほっつき回って来てください。空海さんと一緒に楽しい旅になるよう、お祈りしてますね。だらだらメール になりましたが、ホントにホントに、ありがとうございました。琵琶湖(7/23-25)でお待ちしています。 瀬戸嶋 充 ばん

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Messenger グループ-伊豆合宿 5 月、投稿より

【あまね ⇒ ばん】

ばんさんへ 初日ぐらいに「ばんさんに触りたい」と言って、別れ際にハグできてハッピーでした。その結果は想定してなかっ たですが、「「ばんさんに触りたい」って言ってからハグできた」ということに非常に満足しています。ばんさんのつ くってくれる場の「安全さ」というのは窮屈さがなく、ここちよいです。どんどんここちよくなっております。ありがとう ございました!

【あまね ⇒ 翔太】 しょうたさんへ ↑そんなばんさんのあんぜんな懐であなたに再開したのは、やはりよかった。なんだろうね?360度エアー バックがあるかんじなのかな?だからと言って「ぜったい死なない!」という窮屈さもない、ある程度の危険さも 許容するようなかんじ・・・ふしぎね。きみのゆきわらす、妻は泣けた。

【あまね ⇒ 大澤】

おおさわくん おおさわくん初登場のとき、もりたさんと(ネズミ)ときみ(ゴーシュ)のときのプリティーおおさわをみてからず っと君のことがすきなんだけど、今回はおおさわ料理やおおさわ空間、おおさわ時間なるものを感じてもっと好 きになった笑 公開ラブレターだからこんなに素直に書けます。3日目いなくなって超さみしかったよ!笑 また ね〜

【あまね ⇒ ひろこ】

ひろこさん 大阪の河の影響なのか、ガンジス河の影響なのかわかんないですが、わたしにとってひろこさんってそんなかん じです。「マジで!?」みたいな組み合わせのありとあらゆるモノが、調和して「小川さん河(なにこの重 複)」として居てくれてるってことが、あかほしの救いになってました。ひろこさんのゆきばんご、複雑で強いんだ けどなんかユーモラスでほっとする感じ。 【あまね ⇒ あさと】

あさとちゃん 座禅 zoom であったあさとちゃんと、じっさいに会ったあさとちゃんと、ほぐしほぐされたあさとちゃんの、3人の (?)あさとちゃんの印象が私の中でまとまらなくて、うまく言葉にならないんだけども・・・あの時もお伝えした けど、わたしをほぐしてくれた後さりげなくふっと触れてくれたときの、気軽で、やすらかなやさしさ、あかほしキュ ンとしました。懇親会の時、わたしが「(あさとちゃん)楽になってくれたらいいな」と言ったのを受けてひろこさ んが「”楽”ってどんなかんじ?」と聞いてくれたことに答えられなかったので(夫がしゃべりだしたから笑)、ここ で答えなおすと、「そういうあさとちゃんのさりげない優しさを、あさとちゃん自身が信じられた状態かなあ」で す。あさとちゃんのこの文章にも、そのさりげない優しさをかんじるっす。ながくなっちったごめん!

【あまね ⇒ かよ】

かよさん ガチ感想のほうに詳しく書くつもりですが、虎の相手役どうもありがとうございました。かえすがえすワンダホー 神対応していただいたな・・・と感謝しています。かよさんとは二人組にならなかったし、あまりお話もできなか ったんですが、最終日わたしが歯を磨いているときにかよさんがバーッとだんなさんとの話をしてくださったのが、 エネルギッシュかつさわやかすぎて、狐につままれたような気持でした笑 念押しで言いますが、本番のかよさ んのゆきわらす、かよさんイチよかったす。わたしはすきです。ありがとうございました〜

【あまね ⇒ きぬこ】

きぬこさん お会いできてよかったです。「ばんさんのインタビューした方がくる」という前情報ですでにライトな片思い状 態。到着されて、みんなの言葉を待ち、受けるお姿を見るにつけ「あ〜ん、すき」ってなってました(あはは) 笑 ・・・というはんざわさんが、「わしゃなにを出したんだ?」状態(虎直後のわたし)にかけてくださった言葉 というか気持ち?存在?もすこぶるありがたかったです。あの場に立ち会って下さりどうもありがとうございまし た。いつか2人でまったり茶でものみたいですね(それとも虎か?)。

【きぬこ ⇒ あまね】

あまねさん、ありがとうございます! ばんさんのインタビュー記事を面白いと言ってくださって、とてもうれしかっ たです。あまねさんの虎があまりにも美しく、「こんな純粋な野生を見られる機会はこれからの人生にあるだろ うか?」と思うくらいの感動がありました。またぜひお会いできたらうれしいです。ぜひお茶も! あとダイナミック 瞑想ぜひ参加してみてください。私もそのうち行くかも…。

【あさと ⇒ あまね】

ありがとうございます〜 キュンという響きが好きです〜。 楽というのは、なんでしょう。楽な状態というのはこの世界から誰一人嘆く人苦しむ人がいない世界だと思っ てやってきましたが中々難しいものですね〜 ぼろぼろになったりもします。 さりげない優しさなとなど言ってもらい大変嬉しいです。 個人的な楽な状態だと、男性論理の世界の中でその世界をみてその中で楽しんできたり苦しんできたけ ど、自分の中にある女性性というか女の子のようなお花畑のようなものを大切にしたいなと思いました。 短時間でたくさん気づかれててすごいですね。あまねさんのなかの神秘的な喜びに触れてみたいです。周く大 地を颯爽と駆け抜ける爽やかな風を感じます。 お花で思い出しましたが明日は母の日です

【ひろこ ⇒ みんな】

今になって、みんなのコトバにふれて、あ〜と思い出した。 あさとちゃんから気付かされた私の体験を紹介したくなりました。 雪婆んご。忘備録。 あさとちゃんにペシッと腹叩かれたとき、ハッとしたんだ。 雪婆んごは、自分楽して命令だけして、動かないクソババアではないんじゃないかと。 春の前の嵐は、新しいいのち?蠢くものへのエールというか、エネルギーを吹き込んでる、ような気がしてきた んだ。 権力を振り回すだけではなくて、ただ彼女は自分の仕事をしたまで…ではないのかと。 そして、日頃、口先ばかりで動いてない自分の姿が投影された気がしたさ。 鬼婆、と、人は思うだろうけど。 そうそう、遠くの空を見ていたとき、 雪婆んごは次の仕事場に行くんだけど、雪童子たちともサッと別れる潔さは、なんかちょっぴり寂しい気分で、 また独りになる時がくるんだな…と、心がかすった。 最後の回で、やっとこさ雪狼たちの動きや、雪童子がこどもに呼びかける様子が見えてきた。 労いたくなった。泣きそうだったよ。昔、職場のおばちゃん(先輩)方が、仕事のあとでお饅頭くれるような感 じ。私も、そうしてもらったな… そして…、 俗世間に戻ってから、苦手な上司の言動に傷まなくなってた自分を発見しました! これって、演劇がすごいの?みんなのリアル感なの?教えて下さい〜! 帰ってから放心してます(笑) あ、そして、 おおさわさん!明日、出発ですか!?どうか、お気をつけて。 おおさわさんの、真っ直ぐな瞳に、タジタジでした。怖いくらい。 でも、そう在りたい。と思いました。 あさとちゃん、母の日だ!✿ 母に気持ち向けてみよう 長文、すみません! 酔っぱらい 大阪のガンジス川ひろこより。

【かよこ ⇒ みんな】

ひろこさんの読んで私もシェアしたいことが… 雪童子 通し舞台、ばんさんに言われてたこと、殆ど覚えられてない、あー、まずい。楽しむより、なかば諦め モード… しかーし、 もし、雪童子が、若くして命を自然に奪わ れてしまっていたとしたら、そんなに楽しくなくて諦めモードだったのでは?と。結構悲哀モード。同じ人間の子 供に自分を重ねていたような。子供と共に、自分を救っているような。不思議に、その時の自分と役ってリン クするのかもなあと思いました ********** みなさん、ありがとうございました。私の中ではいまだにあの雪山の中での、吹雪の光景が息づいています。 なにか大切なことに触れることが出来たようです。あらためて皆さんの本気さ、素直さと、賢治さんの物語りに 感謝です。 瀬戸嶋 充 ばん

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未掲載分 【あさとさん】【ひろこさん】【おおさわさん】以下に追加しました。

【あさと ⇒ 瀬戸嶋】

ばんさん ご丁寧にご連絡いただきありがとうございます。 こちらすっかりお返事遅くなってしまい申し訳ないです。 直前で少し急ぎ足になってしまいましたが、当日までよろしくお願いします😌 気持ちが一通り落ち着いたのでお返事します。 >もう早速、子供さんたちとの活動もされたのですね。 その FB 記事を見て、賢治さんの『狼森と笊森、盗森』を思い出しました。 青空文庫 https://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/1926_17904.html で ご覧になれます。目を通して見てください。 こちらありがとうございます。目を通してみました。 賢治さんの詩は不思議でかみごたえがあるというか、1回目はなんじゃこりゃ?という感じなんですが 2 度目 からなんかやみつきになってきます。 物語に嫌味がなくて、森や山や岩全てに個性があって共に過ごす日々が懐かしく思えるのでしょうか。 そういえば竹岡農園の山は不思議な引力があってこの世とあの世の狭間と書きましたが。 そういえばあの山はどんな呟きをしているのかもっと関わってみたくなりました。人は誰もいない深い深い森のよ うな感じの雰囲気です。私も遠くからしか見ていないです。 深淵だけどどこか寂しそうなどこかあたたかそうなそんな感じがしました。 >あさとさんが大きな方向転換をして、これからどこに向かっていくのか、とても楽しみにしています。 ありがとうございます。わたしにもまだこれからどこに向かっていくのかはわからないですが、気づいたらどこかにた どり着いているのかもしれません。 生きることの根源とつながることが楽しくてちっぽけな観念よりも、悦びにあふれた生き方をしていきたいです。 あさとさんのエネルギーは、戦いや策略には向かない。優しく人を元気づけたり、そっと付き添ってもらうことで 安心感を与えてもらえるような、そういうエネルギーの持ち主なのでしょう。一緒にいると気持ちがとても優しく なれます。ナウシカとかジャンヌダルクかな? そうなんですか。私は割と戦略的に物事を考えていくタイプでもあると思っていたので、そう言ってもらいとても 新鮮です。たしかに幼いときはジャンヌダルクに憧れていました。 戦いの論理の中で身を滅ぼしていくのは少し物悲しい気もしますが、きっと私が本当に優しくなれるのだとし たらそれはもう私の力を超えた何かに支えられているのだと思います。 >私も出来る限りの協力をさせて頂ければと思っています。どうぞよろしくお願いします。 ばんさんのワーク毎回、こころも身体も何かを壊されるというかほぐされるというか、面白い刺激を受けてきま す。 >とにもかくにも今回もありがとうございました。朗読劇ではあまりセリフは語れませんでしたが、「雪狼」の存 在感でしっかり物語りの世界(舞台)を支えてくれましたね。雪の山々やその斜面が広がるのが、今でも 目に見えるようです。 最初はセリフを語るのが楽しいと思っていましたが、案外やってみるとセリフがなくても、むしろセリフがないから こそ全身全霊の物語の風景の中に没入できる気がして楽しかったです。 合宿中は私の心の中で色々と揺れ動くことも軽い恋心の破れというか。笑(ここは内緒ですシェアするとした ら消してください〜。笑)寂しさもあり 何か投げ出しになってしまったこともあるような気がしてとても申し訳ない気持ちなのですが、それでもあたた かい空間に支えられた気がしています。 その分最後は大胆に物語の中に入り込めた気がします。 >とにもかくにも、おかげさまでまたまた楽しい合宿になりました。ありがとうございました。 こちらこそありがとうございます😌 毎回違う合宿を味わって時間が経ってまた味わっています。 > それから毎度のお願いですが、感想文をお願いします。また合宿物語を纏めたいと思っています。よろしく お願いします。前回合宿の感想をまとめたもの(からこと通信)をユズエさんに送ったところ、あさとさんとき みちゃんが出ていて、感動したと言ってくれました。 こちら返信が遅くなってしまいすみません。 ゆずえくんにも楽しんで欲しいです。 > また近々に、お目にかかるのを楽しみにしています。元気でお過ごしください。 きみちゃんにも宜しく。お二人の活動が様々に膨らんで行くと良いですね。 はい!28 日からよろしくお願い申し上げます😆 あさと

【ひろこ ⇒ 瀬戸嶋】

ばんさん こんにちは。 伊豆合宿から、早 3 週間も経ってしまいました。 すっかり、日常の流れに埋没してしまっているな…と、今、キーボードを打ちながら振り返っています。 合宿から帰った私は、宴の後の虚無感にいました。 そこへばんさんからのお便りを受け、さらに衝撃。 心が波立ち、蠢き、地に足がついていない感覚で、無くなってしまいそうで、でも、どこか懐かしくて、怖くて… なんだか、よくわからないですね(笑) そんな”てんてこ舞い”な状況でした。 初日から涙が出てしまったことに悔しさやら不甲斐なさ、酔っぱらってウキウキしすぎた「やっちまった感」、お恥 ずかしい失態を見せびらかしてしまった…と、いつもの思考パターンにハマっていました。 『力こぶを作るような自己』『柔らかな強さ、広がり…』 合宿後のばんさんのお便りやみなさんからのメッセージで、「人(他者)には、私の本質が丸見えなんだな」 と恥ずかしくて可笑しくなりました。 この合宿のメンバーだったからなのかも知れませんが、私のリアルを受け留めて返してくださったから、こんなに 素直に床に寝転ぶことができた自分でいられたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。 「笑ってごらん」 なんと簡単ではなかった!!『感情』『感動』『情動』って言葉を日常的に使っているのに、自分の心が動か ない。笑え、笑え、笑え、…なぜだ、涙がこみ上げる。身体=感情? それは、薄々気づいていた。(人と比べて)感情が動きすぎる自分のような気がして、客観的に見ようとし ていたのか…いや、頑固に自分の中の声に入り込んで賢いつもりでいたのか・・・。 あの場で丸裸にされたようで、もう飛び出したかったです。 野口体操で人に委ね、朗読では、響き、人、空間、いのちに出会い続ける。 「自分が消える」と相手が入ってくる。一瞬、そんな感覚?も体験しました。 虎。翔太さんと向き合った時に、まともに向き合えなかった。私の人間関係そのものが映し出されたな。 あまねさんの虎に、ものすごい…己を生きるエネルギーを感じました。 あぁなりたい。 『独自で孤独の中をしばらく歩む』 長々と、個人的な体験をつらつら書いてしまってすみません。私の忘備録です。 合宿のあと、人を感じる、感じ方が変わったなと実感しています。 「全ての因は己に在り」をリアルに感じています。 今までの罪がどどどどどーーーっと押し寄せてきて、この先、どうやって生きていけるのだろうか、と苦しい一 方、今ある現状を受け容れようという気持ちも出てきました。 なんだか不思議。 苦手だった人、私のことを嫌っている人、どう許しを請うても、今生は許してもらえないんだろうな…という過 去や人を、なんだか有難く愛しくも感じている自分がいます。 都合がいいなぁ…(笑) こんな迷惑なメールですみません。 ばんさんからいただいた宝物を、どうお返ししてよいのやらわからず、自分の体験を取り留めなく垂れ流したこ とになってしまいました。(流していただけますか(笑)) また、個人的なことなので、ブログに載せるのはちょっと恥ずかしいです。 文通として、受け取っていただけると幸いです。 ばんさんのワークショップは、今後も私の軸になりそうです。 今後とも宜しくお願いいたします。 ばんさんに触りたい(笑)とみなさんが言うのがわかる! ついていきます!! ネット番組作りましょう!! 本当にお世話になりました。また参加します!! 2時間以上かかってしまった。

【おおさわ ⇒ 瀬戸嶋】

 

今更のお返事になってしまいましたが、なかなか億劫ながらも書いてみたかったのです。 去年の秋の合宿の前泊がきっかけで、僕がスタッフとして合宿に参加させて頂くことになりました。 どこで習ったのか自分でも分からないんですがご飯作ったり、家に人を呼ぶのは多分元々好きな方です。 自分の家でみなさんのお世話をしながら、受けるレッスンはそれまでとは違うように感じています。 食事作ったり、諸々お世話してると、レッスンを受ける時もその感じが続く感じがして一歩引いたところに立つ んです。 そうだと気づいてから、それまではそうじゃなかったなと思いました。琵琶湖合宿や東京での定例レッスンでは 得ようと、学ぼうと、ほぐそうと、前のめりになってたな、と。 一歩引いて立っているからといっても、置いてけぼりになるわけでもないし、何も訪れたないわけでもない。 そもそも、そうゆう心配をする必要がない。 それまではどこかで、そのレッスンで何も掴めないことを、繋がれないことを恐れていたのかもしれません。 伊豆合宿では、ある意味ぼーっとレッスンを受けることが出来たわけです。 それでも、気づきのようなものはちゃんと訪れる。 今回のは特に嬉しかったです。 瀬戸嶋さんのレッスンでいう、『つながる』ということがビビビッときてしまいました。 うまく言葉には出来ませんが、今までの感触がひっくり返る様な感覚を味わいました。(ちょっとオーバかな? 笑) スタッフでやらせてもらえたからこそ恩恵でしょうか。 中国にまで赴いて熱心に仏道を学ぼうと質問を繰り返す道元が阿育王山の典座に『外国の好人、未だ弁 道を了得せず。』 と言われたのも納得!?ですかね。 『つながる』に関していえば今度はこれを自分でよく味わって、紐解いてゆこうと思います。 今、お遍路をしていますが、これもその一環と言えばそうです。歩く、食べる、ねる、歩く、食べる、寝る。歩 く、食べる、寝る。 このまえの合宿の本番見たいです。 また琵琶湖楽しみにしています。伊豆合宿の方もまた宜しくどうぞ。 これからは、****@gmail.com の方にメルマガ等をお送りくださいますよう、お願いします。

 


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『 合宿物語 ――伊豆川奈 初夏の合宿(2021/5/2-4)』
上記、合宿参加者の感想をPDFにまとめました。
伊豆川奈初夏合宿物語20210502_03最終版.pdf
PDFファイル 988.6 KB