動画・解説


20190713-15 宮澤賢治『鹿踊りのはじまり』

琵琶湖和邇浜合宿 朗読劇の様子です。

動画は最終日の舞台の様子です。 
・物語り『 鹿踊りのはじまり 』は カウンタ 11:50 くらいから始まります。

 

・それ以前は、直前のレッスン(稽古)の様子です。

① 胴体の揺らし~猫のあくび

② ぶら下がり~腰回し~波の動き

③ 空の逆立ち

④ 2人組ぶら下げのレッスン

⑤『セロ弾きのゴーシュ』朗読劇

⑥ 竹内演劇研究所-レッスン-1987

⑦ 野口体操教室-1991年12月7日

⑧ 野口体操教室-1993年5月18日


① 胴体の揺らし~猫のあくび


からだの内側の感じ、からだの中身を大気に溶かすように揺らしていきます。皮膚の輪郭を忘れて、空間と流れあうように。~~大地のちから、重さの働きかけにからだを委ねます。大地との境を忘れて、安らぎます。(野口体操)

 

② ぶら下がり~腰回し~波の動き


姿勢を支えるための固定した筋肉の緊張はありません。からだの内側全体が波立ち沸き立ち、時々の姿勢の変化を内側から満たし支えています。ちからが抜け、からだの実感は消え去り、空っぽです。(野口体操)

 


③ 空の逆立ち


頭の天辺、頭蓋骨の頂点一点に、全体重をかけています。肘はそっと床に添えているだけ。腕力はいりません。姿勢を支えるちから=緊張もゼロ。息がからだを通ることで、時間をかけて少しずつ、姿勢が伸びあがっていくのが分かりますか。(野口体操)

 

④ 2人組ぶら下げのレッスン


二人組でからだを揺らして、からだの流れ、通り道を空けていきます。モデルさんのからだと、私(せとじま・ばん)のからだが、流れあう場になっています。自意識の壁を超えたからだとからだの直接の交流です。(からだとことばといのちのレッスン)

 


⑤『セロ弾きのゴーシュ』朗読劇


合宿のハイライトは朗読劇の上演です。賢治さんの言葉の力を借りて、私たちは物語りの世界へと飛翔します。「いのち」が流れ合い「からだ」が響き合う祝祭のひと時です。

Art&Learning主催 滋賀合宿ワークショップ(2018年1月6日~8日)
宮澤賢治を読む「からだとことばといのちのレッスン」
『セロ弾きのゴーシュ』宮沢賢治作
動画カウント ① 4:20~金星音楽団、② 11:00~ゴーシュと三毛猫、③ 22:50~かっこう鳥、④ 35:10~狸の子、⑤42:50~野ねずみの母子、⑥ 52:10~金星音楽団・終

 

⑥ 竹内演劇研究所-レッスン-1987


1987年某テレビ局の取材のときの映像です。まだビデオカメラが一般には普及しておらず、当時の竹内敏晴の「からだとことばのレッスン」の模様を見ることが出来る、貴重な映像です。
番組の後半からの映像です。前半をご覧になりたい方は、こちらからYouTubeでご覧ください。