12/11-特別講座「からだが語る」宮沢賢治童話の世界-7


今回は宮沢賢治さんの童話「狼森と笊森、盗森」を読みます。開拓農民達の姿と、それを見守り包み込む自然との交流を描いた作品です。人間と自然の「呼びかけ合い」。言葉の原初の在りようが鮮やかに描かれています。想像力を働かせて、からだ全体でその世界に飛び込んでみましょう。からだが流れ合いことばが響き合う、素敵なひと時に身を浸しましょう。(瀬戸嶋)


◇日時 2016年12月11日(日)13時00分~19時00分
◇場所 新宿区若松地域センター4階和室「はなみずき」(団体名:ひとつ会)新宿区若松町12-6(大江戸線若松河田駅より3分)
◇定員 10名
◇参加費 11,000円



私は宮沢賢治の「ことば」に魅せられて来ました。
ことばのもつ独特の響き、リズム、音色。そしてそれらが私たちの「からだ」を通して語られるとき、いのちとしての自然の織りなす世界が、私たちの目の前に展開されます。
賢治童話は眼で読むだけでは、その素晴らしさに触れることが出来ません。それは彼がその妹や弟に読み聞かせることを前提として書かれたものだからでしょう。
野口体操で「からだ」をひもとき、竹内からだとことばのレッスンで「こえ」と「ことば」をひらき、賢治作品の世界イメージとの出会いを深めていきます。
ことばを語ること、声を発すること、仲間とからだ全体での響き合うこと。それらの「喜び」を体験してみたいと思う方は、どなたでもどうぞいらして下さい。
 (瀬戸嶋)


◇申込み メールまたは電話にて、お名前・連絡用電話番号をお知らせください。メール karadazerohonpo@gmail.com 電話 090-9019-7547(瀬戸嶋)
◇その他 当日はからだを締め付けない動きやすい服装を用意してください。(G パン・スカートは不向きです)
◇WSの内容については、人間と演劇研究所ブログをご参照ください。http://karadazerohonpo.blog11.fc2.com/